Sleipnirのメニューエディタを使って次世代UIに近づける

SleipnirVector Awardのグランプリ受賞しましたね。
正直Craving Explorer(準グランプリ)がグランプリかなと踏んでましたw
さらに3位はWOLF RPGエディターと全く予想してなかったものが入ってWebMoney山分けキャンペーン外しちゃいましたよ。



WebブラウザUIのシンプル化

今日、情報収集してたら次のような記事があがってました。
一番使われているメニューは「タブを閉じる」と「コピー」 | マイコミジャーナル

WebブラウザのUIは転換期をむかえている。ブラウザはデスクトップアプリケーションであり、UIもこれまでのデスクトップアプリケーションのデザインを踏襲してきた。
しかし多くの作業をWebアプリケーションで済ませるようになった今、ブラウザに求められるUIは広いコンテンツ領域と邪魔にならない小気味よいUIで、従来のアプリケーションのようなメニューUIでもツールバーでもなくなっている。


Sleipnirに標準で付いてくるデザインは言うなれば従来型のメニューになっていますね。
今回はそれをシンプルな感じにしてみようという話です。



「メニューエディタ」を使おう

「メニューエディタ」とは

Sleipnir の各種メニューを編集する機能です。
Sleipnirオプション>ユーザーインタフェース>メニューエディタ」から使用できます。
詳しい使い方なんかはSleipnirオンラインデータベースを見てください。
※ちなみにExtendedMenuプラグインを入れることで使用可能になるExtendedMenuは「Sleipnirオプション>拡張機能>ExtendedMenu」から編集できます。*1

「メインメニュー」の編集

1.今回はメニュー部分を改造するのが目的なので、メニュー部から「メインメニュー」を選びましょう。*2


2.項目部の"ROOT"にフォーカスがある状態で、追加ボタンを押し「サブメニュー追加」をします。
名前は適当に付けてくれていいんですが、例ではシンプルにするためドロップダウンに見えないこともない"∇(ナブラ)"にします。>"使ってます">*3


3.ナブラの下の階層に現在のメインメニューをドンドン放り込んでいきます。


4.あとはOKを押してSleipnirを再起動すればいいです。
上手く行っていると、画像のようになります。



実際の使用頻度を見て改良

記事の後半には実際にユーザがメニューのどの項目をよく使っているかの調査結果が載っています。*4
当然のごとく「お気に入り」とかは頻繁に使われているので、この辺りを外に出して1クリック少なくなるようにします。

「+BookmarkMenu」は「ダイナミックメニュー追加」から選んでください。


あとは、自分で好きなように追加していったりしてください。


さらにツールバーを動かしたりして好みの感じにしてください。
一例として画像上げておきます。



オレオレ版

私が好き勝手に追加したのをアップしておきます。
ダウンロードはこちら
※2010 Mar. 26thにファイルの差し替えを行いました。


使い方はDLしたファイルを解凍して、適切な場所に置きSleipnirを再起動です。
"MainMenu.xml"を"settings\<ユーザ名>\setting\Override\<スタイル名>*5\japanese"に置いてください。
おまけの"BrwsCtxtMenuStdDefaultPopup.xml"は"settings\<ユーザ名>\setting\Override"に置いてください。
通常のコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の上のところに追加されます。



*1:test版では「メニューエディタ」に統合されていますので、正式版でもそのうち変わるかもしれません

*2:前述のオンラインDBには「メインメニュー」のカスタマイズをしないことをすすめられてますが、要は削除を行わなければいいわけです

*3:他の案としては"↓"、"■"など、私の常用ぷにるでは">>"使ってます

*4:Firefoxユーザに対する調査なので、他のブラウザユーザとは多少傾向がことなるかもしれません

*5:通常advance, sleipnir, sleipnir166のどれか